dobochon’s diary

宮原清の夢日記

2010-01-01から1年間の記事一覧

「王」 KING 

小さな国が売りに出ていたので買った。 3950円だった。 .

「裏切り」 Betrayal 

酒瓶の封を切るってのは、いつでも気分のいいもんだ。今日も夕方から 手に入れた景虎を早速飲もうと開封したら、 金物の蓋が妙な方向にひねられて 親指を切ってしまった。 「ちいっ」 酒の前に、己が血を舐める羽目になってしまい、 これは、まさに謀反、 い…

「オリオン座の男」 A man in Orion 

このところ、月が低いせいもあって 夜空が とてもきれいだ。 思わず見上げてみれば、ひと際大きく目に映るのが オリオン座である。 その中央に並ぶ三ツ星を見る度に・・・ 俺は「三ツ星ハマニョ」を思い出してしまうのだった。 「三ツ星ハマニョ」は小学校の…

「雑木林の規則」 Rule of woods 

いつも通っている雑木林への 入り方を今日は変えてみた。 するとどうだ、 ひたすら雑然と生えているだけのような 木々の並びに ある規則があることに気がついた。 その美しい数式だが、 雑木林の落ち葉の間に、落としてきてしまった。 .

おおブレネリ Oh Vreneli  

あ な たの お う ちは ス イッツランド よ ! .

「キノコ」 Mushroom 

その頃ぼくたちはキノコの栽培に夢中だった。 山小屋の床下で育てたキノコ。 順調に育ったら地元のラーメン屋に卸すつもりで ぼくらは交代で山小屋に泊まり、世話をしていた。 ところがキノコは成長するにしたがって皆、曲がってしまった。 床下の高さが足り…

「ぶどう」 grape  

丸石に色を塗れば、ぶどうの完成だ。 緑ならマスカット。 紫ならなおさら。 それを写真に撮って記念誌に掲載しよう。 .

「蝶の飛行」 Flight of butterfly 

蝶のように舞い、というけれど 蝶の飛び方はどう見たって不器用だ。 あのヘロヘロした羽ばたき方では微調整などできそうにないし、 風が吹いたら簡単に流されちゃうし。 第一、無風だったとしても 思った方向に向かって飛べているのかどうかさえ怪しい。 そ…

「異変」 Accident 

確かにこの夏はおかしい。 世界中のTシャツが ワンサイズ小さくなった。 .

「赤い木」 Red tree in the wall

.

「ヤギの審査員」 goat’s judge  

俺の審査が始まった。 会場まで黒ヤギに連れていかれた。 そこで俺は、ヤギの審査員によって 瞬時に色とピクセルに分解されてしまうのだ、 あの冷徹な瞳の力で。 .

「夏丼」 Summer Bowl

「さあ、食いなさい。夏は毎日これじゃ。」 男は一斗缶から掬った丼を勧めてくれた。 丼の中にはぬるい汁が張られていて 中には三つの具が浮いていた。 海老と、ワンタンと、小さな青い熱帯魚が一匹。 それもとびきり鮮やかなセルリアン・ブルーの。 .

「水中の女」 Woman in water 

病んだ人を支えるためだけに生きてきたという 水中の女に逢った。 彼女は顔だけで、あとは根っこだった。 .

「フローリングの街」Town of flooring

生まれ育った街を歩いている。 天気雨に濡れながら。 この街の道路は濃い茶色のフローリングだ。 そのツヤを維持するのはきっと大変だろう。 なんと言ってもここには何でも揃っている。 深い緑の木々。 旨そうな料理を出す店や、 美しい家具を作る工房。 自…

一杯どう?

夏は暑いからね、 AirMacにも一杯やるのさ。 USBの扇風機はなぜか止まっちまったし。 するとどうだ、少しだけ早くなる。

「ビルのあたま」 Head of building

午後の青梅街道。 新宿方面に見えるビルの屋上が、やけにイカした形をしてるなと思ったら たまたま上手い具合にに入道雲が重なっていたのだった。 にくい登場の仕方を・・・ .

「ママチャリの実力」

訳あって(俺は酒豪住宅に住んでるんだが、その駐輪場は世帯ごとに使用できるラックをめぐって毎年激しい場所取り合戦が繰り広げられていて慢性的に不足状態だ。先日、娘の自転車が駅で盗まれて長らく見つからなかったので仕方なく新しい自転車=ママチャリを…

「野火止用水赤提灯」

俺が子供の頃の野火止用水といえば、ほとんどドブ川だった。 玉川上水から分水され、かつてはこのあたりの畑を潤していた はずの用水も、当時は下水も同然だったのだ。道路と畑の間の 鬱蒼とした茂みの奥で陽にあたることもなく、流れているのか 流れていな…

「湖に咲く花」 the Flower in lake 

湖の中央に咲く一輪の花。 それを足先でつまんで、君に持って帰ろう。 だが、もう一方の足を亀が突っつくのがとても鬱陶しい。 Flower of one wheel that blooms at center of lake. I pick it up the foot ahead and will take it home to you. However, be…

「射的」 Shooting 

500円で茶碗一杯の弾を買えた。 季節外れだというのに射的場は混んでいて 空いていたのはマシンガンだけ。 そこでマシンガンに弾を流し込み引き金を引くと ものすごい勢いで弾が出て5秒ほどで打ち尽くしてしまった。 隣ではテンガロンハットの小学生が 巨大…

「ピアノの姿勢」 Piano posture 

その資料館は大正時代に建てられた木造の洋館で、外装にある凝った 装飾などは今見ても見応えがあった。内部には外周に沿ってぐるりと 回廊があって、それが二つの資料室を囲む造りだった。 板張りの回廊の南西の曲がり角には古いグランドピアノが置かれてい…

「右手の行方」the right hand of Kongo-Ri

失われたままになっている 金剛力士像の右手だが、 実は親父の机の引き出しに入っているのを見た。 . I found the lost right hand of Kongo-Rikishi-zou on father's desk. .

「赤でもなし、緑でもなし」  No green that is not red either 

「環八久我山」 Kugayama r311 Kanjo-8 Line

交差点を封鎖して砂を敷き詰めれば、 ここは今日だけ砂場となる。 友人がたくさん集まってくれた。 砂で動物を作るために。 . Here becomes a sand pit only today if blockading the intersection, sanded, and stuffing. A lot of friends gathered today.…

ご先祖の言葉 「Are there no one?」 

「誰もおらんのか?」 突然やってきたご先祖は みずきしげるのキャラそのものだった。 敷居の釘に気をつけておくんなさい。 . "Are there no one?"The ancestor who came suddenly It was a character of Shigeru Mizuki.It takes care about the nail of th…

「皇帝のための料理」  Dish for emperor 

献上するのは魚料理。 沼で釣り上げた青魚を 三日三晩抱いて仕上げる。 料理人の二人に一人は、 料理が出来上がる前に自身が煮くずれてしまうという 凄まじい料理なのだ。 . Fish dish of presenting it. A blue fish that caught it in the marsh It is fin…

バッハ

.

「バランス男」 A balancing man 

大揺れの東西線車内で バランスをとりつつ バニラアイス(カップ)を食べる男。 . A man who eats vanilla ice cream while desperately balancing in subway that shakes intensely. .

「彫刻刀」 Graver 

金属を楽々と削れる彫刻刀を手に入れた。 The graver that was able to plane the metal easily was obtained. .

「電気虫」 Electric insect 

バッテリーの電圧がどうしても上がらないので 修理工場の康さんの講義を聴きに行った。 最近、車の電気を専門に喰べる虫が大量発生しているいるそうだ。 ボンネットを開けるのがこわい。 It went to listen to the lecture of Yasushi of the repairing yard…