dobochon’s diary

宮原清の夢日記

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「心の隙間」

モウロウとしながら やっとの思いでホームに立っていたら マイク越しに女が語りかけてきた。 「電車とホームの間に空いている心がありますのでご注意ください」 完全に見透かされている。

「失速」

あまりにも変わり萎えのしない暴走スタイルに、 つねづね疑問を感じていたケツ持ちの与一。 新しい暴走スタイルを考案した。 それが「五連肩車」だ。 文字通り5人を肩車して疾走る訳だが、 その画期的なところは、 これまで面でしか展開できなかった暴走行為…

「変身」

目が覚めたらフランス人になっていた。 となれば、やる事はひとつ。 レンガ大のショコラをまるかじりだ。 オゥ、 この味は日本人には分かるまい・・・

「パス-3」

描かれた放物線に手を加えると、別の放物線が誰かの手によって少しだけ変化する。それにまた誰かが反応して別のパスに修正を加える。その繰り返しが生む線のせめぎ合いが、微妙なバランスを図面に与えていた。それはまるで囲碁かチェスの対局を見るようでも…

「パス-2」

そして今日、 このところの暑さのせいで寝不足と戦いながらパソコンに向かう。植物園のアトリウムに設置するワイヤーワークのための図面は入り組んだ無数の放物線で埋め尽くされていて、俺はそのパスをひたすらに結んでいた。 それはちょうどガウディの逆さ…

「パス-1」

普段何気なくやっている所作が実は世界の命運を握ってると感じた事は? 最初にそう思ったのは 子供の頃に親戚の家に連れられていった帰りの車の中。 眠気の中で薄目をあけると、 焦点の滲んだ街中の照明や対向車のヘッドライトの明かりが垂直に空への向かう…