蒼い馬

目が覚めると、蒼い馬に顔を覗き込まれていた。
血管

冬の樹は血管
スケッチ・ブック

先生が持ってるスケッチブックの紙質が最高だった。
自慢げに見せてくれたので「1枚下さい」と言ってみた。
渋ってる様子なので、「そっちの端切れで良いですから」。
そう言って貰った端切れは2〜3センチ角しかなく、しかもえらくケバ立っていた。
これじゃ何の役にも立たない。
仕方なく、その辺にあった液体を塗って指で押さえてみたら
ペカペカの餅のようになってしまった。
苦し紛れに「よくこうやるんです」と言うと
先生はいたく感心した様子だった。
「貴方の帽子」your hat

会場を出ようとしたら、後ろから誰かに呼び止められた。
「その帽子、私のです」
良く見ると形は似ているものの、私の帽子よりずっと良い品だった。
オレンジのベンチ

オレンジ色の
ペアベンチが2脚、捨ててある。
「拾ってけよ」と云うと、塙は少し考えてから
折りたたんで持ち帰ることにしたようだ。
なので台車に乗せて、エレベーターまで運ぶのを手伝った。

