dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「パス-2」


そして今日、 このところの暑さのせいで寝不足と戦いながらパソコンに向かう。植物園のアトリウムに設置するワイヤーワークのための図面は入り組んだ無数の放物線で埋め尽くされていて、俺はそのパスをひたすらに結んでいた。 それはちょうどガウディの逆さ吊りの建築構造模型にも似ていた。 朝からずっとこの図面とにらめっこしていたのだが、 ふと気が付くと、さっき引いたばかりのパスの角度が微妙に変わっている。 手を止めて目を凝らすと、あちこちでアンカーの位置やハンドルの方向がちょこちょこ動ている。どうやらオンラインで世界中の人がこの作図に関与しているようだった。