dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「米の服」


炊きたてのお米を
石の台の上に広げ、
手のひらで平たくなるまで押す。
米の粒が潰れきっててしまわないように気をつけながら
軽く油を塗った綿棒を使って生地をゆっくりと延ばす。
ある程度の薄さになったら、
陰干しして半乾きの状態にする。
それを手で千切って裁断し
服の形に仕上げていく。
縫製に糸は使わず、柔らかいお米でのり付けする。
後は立体的に形を整え、
カチカチに乾くまで3日ほど置けば完成だ。


それを着て俺は公園へ出かけた。
真夏の太陽を反射して服は飴色の光を放っている。
最高さ。


しかし、汗をかくとぺたついてくるのが難点だ。