dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「ジャンクション」 Junction 


このジャンクションは何故こんなに大きく、高いのだろう。
そのカーブと勾配が持つスケールは、もはや
その辺の自動車の能力をはるかに超えているように思える。
まるで飛行機の描く軌道をなぞっているみたいだ。


ましてや、俺のように自転車でそこを走る者にとって、
この軌道をなぞるには四次元的な想像力が必要だ。


でも、下りに差し掛かって速度を上げ、
怖いながらも別路線に合流するときの
ドキドキする気分は悪くない。
その時の俺は急降下するプロペラ機だ。


ていうか、それだけの為に
巨大なジャンクションがあってもいい。


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