dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「第二理科室-2」 The second science room-2



穴には垂直に降りる階段梯子がついていた。
それを伝って底まで降りきると、そこからは
かがんでやっと通れるほどの横穴が水平に伸びていて
奥にぼんやりと明かりが見えた。
そこは位置的に第2理科室の準備室のちょうど真下あたりのはずだが
地下室があるなんてこれまで聞いたことがない。


横穴の突き当たりを曲がると
雑然とした部屋の中央に置かれたソファに生物教師の妙子が座っていた。
湿った地下室で裸電球に照らし出された妙子は
裏通りのショーウィンドウのマネキンのように美しかった。

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