dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「バッドトリップ-3」



帰り道には、
街中を走るルートと湖の周りを遠回りして走るルートの
二種類があった。


俺は湖を通るルートを選んだ。
湖でも見ないことにはやってられそうにない。


ところが湖の近くへ来てから急に濃い霧が出てきて、
あたりは一寸先も見えなくなってしまった。


俺は目からビームを出して
かろうじて路面を捉えながら
歩くような速度でゆっくりとペダルをこぐ。
ゆっくりでいいのだ。
週末までに帰れればよいのだから。


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