ピンク一色に塗られた船で島へ渡った。 船頭は自慢気に船底の窓を開けてみせた。 船底窓に貼られたアクリル板も透明ピンクだったので 海の中もピンク一色だった。 手が届きそうなピンクの海底で、 誰かが落としたコンビニのおにぎりがピンキーに漂っていた。…
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