dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「モルタル少年-2」 Mortar Boy-2


少年は
生身の私を見て
そんな格好のまま見つかってしまったら
大変なことになる、
と云って、彼の家に連れて行ってくれた。


その玄関は、
人一人がやっと通れるような
岩を穿った四角い穴だった。
私は、彼の足に掴まって
穴の奥へと入っていった。


私が掴まっているせいで彼の足から
乾ききっていないモルタル
ごっそりと外れてしまいそうで
とても心配だ。 かといって
モルタルが固まってしまったら
彼は関節を動かすことができず、
歩く事すらできまい。


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