dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「京都の掛け布団」 Comforter of kyoto  


俺は思い切って転身を図り京都の学校に赴任することにした。
鞄と掛け布団を持って電車に乗り、
京都に着いたのは陽も落ちかけたころだった。
ホームに降りて鞄を電車に置き忘れたことに気がついた。
その鞄には全てが入っていたのに。
赴任先の学校の名前すら覚えていなかった。
手元には使い慣れた自分自身の匂いのする掛け布団1枚だけだった。
それにくるまりホームで途方にくれた。


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