dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「月光」 Moonlight  


ふかふかした厚い落ち葉の層に体重を吸いとられながら
竹やぶをずっと進んでいくと
ぽっかりと月明かりに照らされた場所に出た。


トラックが、ゆっくりと落ち葉の下に沈んでいくところだった。


時折、風で揺れる竹の葉のざわめきに合わせるように
荷台に積まれた車の屋根の上で青い光がうごめいていた。


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