dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「またぎ」


飲み屋にて。


後ろの廊下で地響きがしたので、
座敷から頭を出してみると、
大男が頭から血を流して倒れていた。


飲み過ぎて足下がふらつき、
カウンターの角で額を切ったらしい。
救急車が来たときには床が真っ赤になっていた。


そこへ奥の厨房から
オーダーされた皿を持った若い女店員。
平然とした顔で
「しつれいしま〜す」
と言いながら、血ダルマの男をまたぐと、
奥の座敷にホッケを運んでいった。