2007-05-09 「なぜかエー坊」 器具をはめたまま眠ってしまったエー坊。 どのくらい時間が経ったのだろう、 閉じた瞼の向こうで、まばゆい光が舞うのを感じる。 目覚めの一歩手前の世界で、その光の明滅は明らかにメッセージだと思った。 止まっていた血流がどっと動きだし、エー坊は目を覚ました。 焦点の合わない目で必死に光の方を見上げると・・・電球の下で大きな蛾が羽ばたいているのだった。