dobochon’s diary

宮原清の夢日記

「二匹の虎」


若い虎達はよくなついている。
が、危険が一杯だ。


今は無邪気にじゃれついて、
私の顔に暖かい額をぐりぐりと押しつけて遊んでいるが
手元の肉をめぐって二匹の間で争いになるのは目に見えていた。


革ジャンの懐に隠し持った生肉がどっしりと重みを増してきた。


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